筋肉を増やすと痩せられる！ダイエットと筋肉には大きなつながりがある

ダイエットについて調べると、筋肉をつけると痩せられるという情報が多く見つかります。ですが、具体的にどのような筋肉の作用で痩せられるのか、どの程度でダイエットを続ければいいのかを知らない方が多いかももしれません。

筋肉のつけ方にはコツがあるので、それを理解してからダイエットをはじめることで、効率よく痩せられます。今回は、筋肉とダイエットの関係について解説します。

筋肉をつける場合、筋肉トレーニングをする必要があります。ウォーキングのような有酸素運動でも痩せることは可能ですが、こちらは緩やかに体重が減るので、即効性は得られにくいといえます。筋肉トレーニングの場合、筋肉がつくようになってから、安定して体重が減るのを実感できるでしょう。

筋肉には多くの作用があります。ダイエットにいいとされる作用は、筋肉の作用によって起きていることのひとつです。

筋肉トレーニングにより筋肉量が多くなることは、「筋肉の動きが活発になる」ことです。筋肉がよく動くようになるとエネルギー消費量が上がるようになり、基礎代謝も上がってきます。

基礎代謝は、「生活で消費されるエネルギー量」を意味します。筋肉をつけることによって、普段の生活の中で何気なく体を動かすようにすると、通常よりも多くのエネルギーを消費できる体になります。

また、筋肉量が多くなると、体温の変化も著しくなり、筋肉量が多い人は、体温が37度前後になる人もいるのです。

筋肉が多くついている部位を意識して運動すると、ダイエットがより効率的なものになります。

基礎代謝を改善したい場合は、太ももの筋肉をつけるようにしましょう。ほかの筋肉とは違い、元々筋肉量が多い部位なので、筋肉トレーニングの効果がわかりやすいという特徴があります。太ももの筋肉トレーニングでは「スクワット」がオススメで、次のような手順で簡単に行うことができます。

こちらを1セットとして20回繰り返すようにしましょう。筋肉トレーニングに慣れていない場合は、半分ほどを目安にして繰り返すのがオススメです。かかとに負荷をかけるイメージで行うと、より太ももの筋肉トレーニングにつながります。

筋肉トレーニングを行うようになると、開始から2週間程度は痩せやすくなります。そのため、ダイエット経験が浅い方は、食事量が増えやすくなるなど、リバウンドのリスクを残したままダイエットを続けることが多くなります。

筋肉をつけるダイエットの注意点は、食事です。次のような食事内容に配慮して、筋肉トレーニングを続けるようにしましょう。

筋肉が作られる際にたんぱく質は必要なため、鳥の胸肉など、たんぱく質が多く含まれる食材をとるようにしましょう。炭水化物の摂取量が多い場合、筋肉トレーニングをやめるとリバウンドをしてしまうリスクがあるため、ご飯の量は「1食1杯」を守るようにしてください。

これらの対応をとると、消費カロリー量が増え、摂取カロリー量が減るという、ダイエットにとってちょうどいい状況になります。

女性に多いのが、短期間でダイエットを終えたいあまり、まったく食事をとらない方です。食事量を減らすダイエット方法で痩せられる方もいますが、「内臓・筋肉によくない」ダイエット方法なので、注意しましょう。摂取カロリーを減らしすぎると、以下のようなリスクがあります。

食事量を減らすダイエットは、「不足している栄養分を筋肉が補う」仕組みになっているため、筋肉量が減ってしまうダイエットをしているだけです。体重は下がるのですが、体調が不安定になったり、元気がなくなったりすることが多くなります。その後、リバウンドをしてしまうこともあるので注意してください。

摂取カロリー量を減らす場合は、「1日200～300kcal」減らす程度が好ましいため、限りなく0に近づけるのは控えましょう。

筋肉をつけるほど基礎代謝が上がるため、痩せやすい体になります。ですが、ただ筋肉トレーニングを続けるだけでは、安全なダイエットにならないこともあります。食事で発生するカロリー、成分も理解してダイエットを続けるようにしましょう。

筋肉のつけ方についてお悩みの方は、「のざき薬局」までぜひご相談ください。安全・効率的に筋肉をつける方法など、さまざまなご提案をさせていただきます。